もうそろそろテストも近いので勉強しなきゃいけないけどまだ追い込むほどではない、部活で疲れたのでどうにも参考書を開く気にならん、課題をやらなきゃいけないがなんか今日は違う、模試が近いが今日勉強するのはなんか違う。そんな夜、ありますね。

そんなときに是非お勧めしたいのが”20分だけガチる”勉強法です。

勉強時間を長く設定するな!やる気が失せるぞ!

じゃあとりあえず2時間は頑張ってみよう。8時から10時までやることにしよう。そう決めて参考書を開いたはいいものの、果たしてそこから「ヨッシャ!やるぞ!」と、やる気がわいてくるでしょうか。残念ながらそうはなりません。

人は目標が遠すぎるとかえってやる気を失ってしまいます。今から2時間も勉強しなくてはいけない、そんな状況で初めは力を温存しておきたいと思うのは当たり前のことです。

その結果どうなるのでしょうか?

「二時間あるんだから最初くらいいいだろ・・・」とまず30分間Twitterを眺め、「そろそろやるかー」と参考書の問題を解き始めるも30分頑張ったつもりで時計を見たらなんとたった15分!その後一回休憩を入れるつもりで漫画を開いたらもう終わりです。あとは、せめて勉強した気になるように最後の5分で問題を1問解いて試合終了

結局2時間やると言ったはいいものの、実際に勉強した時間はほんのわずか。残ったのは中途半端に解かれた参考書と罪悪感のみ。誰もが一度は通る失敗です。

そこでお勧めしたいのが “20分だけガチる”勉強法です。

最大のポイント、それは20分しか勉強しちゃいけないと自分に言い聞かせることです。目の前にゴールを設定すれば、人はそこに向かって全速力が出せます。最初から最後まで全速力が出せるギリギリの時間、それが20分です。

「20分も勉強しなくちゃいけない」のではありません。「20分しか勉強できない」のです。当然内容も重要なところを選ぶ必要があるでしょう。 余計なところに手を出している時間はありません。

タイマーを20分にセットしたら後は全力で集中してください。2時間勉強しているときの10分は長く思えますが、20分勉強しているときの10分は思ったより短く感じるはずです。タイムリミットが刻一刻と迫ってきます。

無事に最後まで駆け抜けたらあとはあなたの自由です。夜食の宴を始めるもよし、Twitterのパトロールを始めるもよし、もちろん勉強を続行するのもよし。

元々2時間かけてダラダラやる予定だったことを20分に濃縮して終わらせたのですから何も言われる筋合いはありません。適度な達成感を味わいつつ、好きなことをエンジョイしましょう。

というわけでやる気が出ないときに効果抜群な”20分だけガチる”勉強法。勉強に限らず、雑務や掃除にもかなり使えるやり方ですので是非お試しください。